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6年ぶりに上海に待望の再来、CHINAPLAS 2024への業界からの期待高まる

中国経済は急速な回復の兆しを見せており、アジアは世界経済の牽引役となっています。経済の回復が続く中、経済のバロメーターともいえる展示会業界も力強い回復を見せています。2023年の素晴らしい実績に続き、CHINAPLAS 2024は2024年4月23日から26日まで開催されます。中国上海虹橋の国家会展中心(NECC)の全15展示ホールを会場とし、総展示面積は38万平方メートルを超えます。世界中から4,000社を超える出展者を迎える準備が整っています。

脱炭素化と高付加価値利用という市場トレンドは、プラスチック・ゴム産業の高品質な発展に向けた絶好の機会を創出しています。アジアNo.1のプラスチック・ゴム見本市であるCHINAPLASは、業界のハイエンド、インテリジェント、そしてグリーンな発展を促進するために全力を尽くします。6年ぶりに上海に力強く復活を遂げるこの展示会は、プラスチック・ゴム業界が華東で再び開催されることへの期待を後押しするものです。

RCEPの完全実施は世界貿易の様相を変える

工業部門はマクロ経済の礎であり、安定成長の最前線です。2023年6月2日、フィリピンで東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が正式に発効し、署名国15カ国によるRCEPの完全実施が決定しました。この協定は、経済発展の利益の共有と世界貿易・投資の成長強化を可能にします。RCEP加盟国のほとんどにとって、中国は最大の貿易相手国です。2023年上半期、中国と他のRCEP加盟国間の輸出入総額は6.1兆人民元(8兆3,500億米ドル)に達し、中国の国際貿易の成長に20%以上貢献しました。さらに、「一帯一路」構想が10周年を迎える中、インフラと製造業への需要は逼迫しており、「一帯一路」沿線の市場ポテンシャルは発展の兆しを見せています。

自動車製造業を例に挙げると、中国の自動車メーカーは海外市場への進出を加速させています。2023年の最初の8か月間で、自動車輸出台数は294万1000台に達し、前年同期比61.9%増加しました。2023年上半期には、中国の対外貿易における「三大新製品」とも呼ばれる電気乗用車、リチウムイオン電池、太陽電池の輸出合計が61.6%増加し、全体の輸出成長率を1.8%押し上げました。中国は世界の風力発電設備の50%、太陽光発電関連設備の80%を供給しており、世界の再生可能エネルギー利用コストを大幅に削減しています。

これらの数字の背景には、対外貿易の品質と効率の加速的な向上、産業の継続的なアップグレード、そして「Made in China」の影響があります。これらの傾向は、プラスチックとゴムソリューションの需要も刺激しています。その一方で、海外企業は中国での事業と投資を拡大し続けています。2023年1月から8月まで、中国は外国直接投資(FDI)から総額8,471.7億人民元(1,160億米ドル)を吸収し、33,154社の外資系企業が新たに設立され、前年比33%の増加を示しました。基礎製造業の1つとして、プラスチックとゴム産業は広く応用されており、さまざまなエンドユーザー産業は、新しい世界経済と貿易環境がもたらす機会をつかむために、革新的なプラスチックとゴム材料を調達し、最先端の機械技術ソリューションを採用する準備を熱心に進めています。

主催者のグローバルバイヤーチームは、海外市場訪問において好意的なフィードバックを得ています。様々な国や地域の多くの業界団体や企業がCHINAPLAS 2024への期待と支持を表明し、この毎年恒例の大規模イベントへの参加代表団の組織化を開始しています。


投稿日時: 2024年1月16日